20代これだけはやっておきたい50のポイント

今回紹介する本は入社して間もないころ、
「これから社会人としてどのように生きて、自分を高めていこう・・・」
と、具体的に考え出したときに出会った本です。


これまでの出会ってきた自己啓発の本や偉人の伝記などの重要事項が
ぐんと20代の私たち世代に向けて書かれたような本だと思います。
今の自分が取り入れるべきこと、忘れてはいけないことがたくさん詰まっている本なので、
定期的に読んで、自分の現在地を確認しています



20代これだけはやっておきたい50のポイント (PHP文庫 ほ 10-1)

20代これだけはやっておきたい50のポイント (PHP文庫 ほ 10-1)


紹介したい内容は、本当にたくさんあるのですが、
ここではいくつか紹介します。
ってか、同じ20代の人なら先輩から散々言われていることかもしれません。

  • 数字に置き換えて達成度を確認する(pp86)

これは配属されてからすごく先輩方に言われた。
目標を立てても期限がないものは目標と呼べない。
そして、目標が達成できたかできていないかが明確に客観的に図ることができなければ駄目だとも。
なので、これまでもできるだけ数値に図れるような目標を立ててきたつもりだし、
これからもより精度が高い目標の設計が必要とされている。
そもそも目標が、自分が在るべき姿や上司から求められているものとまったく違えば、
どれだけ努力して達成できても、本来の目的は達成されていない。


また、相対目標より絶対目標!
上司がいいって言ったら、●●よりよかったらでは駄目。
自分で絶対的な価値基準を作る=数値目標になると思う。


  • 学生時代の交友関係を大事にする(pp90)

昔から一極集中型なので、集中していると周りが見えなくなりがちですが、
気をつけます・・・
本当に。


  • 伸びる人材の用件(pp104)

●何事にも前向けに取り組めること
●人の意見に素直に耳を傾けること
●あいさつや言葉づかいがハキハキしていること
●自分に非があればきちんと謝れること
●苦境にあっても簡単にめげないこと
●どこか愛嬌が感じられていること

新人に求められる要素としても重複する部分がある。


上記の他にも、社会で働くにあたって大事と思われることが多々書いてあった。
普段先輩から言われることも。
「あたりまえ」といえば、「あたりまえ」を1つでも多く継続的に実行することほど難しいことはない。
ただ、日々省みることができ改善できる人が、成果もおのずとついてくる社会人になれるんだろうな!



あと、これは私がある時期から実行していること。

  • 早期出勤(pp174)

●通勤でのエネルギーのロスが少なくてすむ
●朝の静かな職場で自分の仕事に打ち込める
●何事にも先手をとって段取りが組める
●周囲から「仕事ができる人」とみなされる


夜間の残業は、ともすればダラダラ仕事になりがちですが、朝に回すと数倍の効率で処理することが可能。
時間管理のポイントは、突き詰めると、人に邪魔されないこと、自分のペースを守ることに集約される。


私の尊敬する社会人の先輩が実行してるっていうのを聞いて、
自分も実践中。
夜だとダラダラしちゃうし、そもそも夜全部しようと思うと気持ちが重い。
だから仕事を全部夜やろうとするんではなく、朝○時に出社すると決めて、
夜残業しても次の日ちゃんと起きられる時間までしかできるだけ働かないと決めている。
同じ少ない睡眠時間でも朝方の方がよっぽど体が楽だし。(注:私の場合)



この本の最後には、著者が勧める「20代のうちに読んでおきたい77冊の本」が紹介されている。
生き方の指針を確立するための本から恋愛・結婚を考えるための本など多岐に渡る。

仕事に忙殺されて自分の指針がわからない、見失いがちだという20代の人には
自分を省みる、自分をリセットするには、おススメの1冊です。